Stable Diffusionで立ポーズの体の傾き・ひねりを指定する方法
前回は立ポーズで使える足の指定プロンプトを検証しました
立ちポーズを作る場合、足の位置やアングルだけでなく
体の傾きやひねりによって、ポーズの印象は大きく変わります
前傾・後傾、左右への傾きに加えて
上半身や腰のひねりを組み合わせることで
自然な立ち姿から、動きのあるポーズまで
幅広く表現することができます
ただし、体の状態を指定するプロンプトは
見た目の変化がわかりにくいものや
単体では効果が出にくいものも多く
他のポーズやアングルとの組み合わせが重要になります
この記事では、standingをベースに
体の傾き・ひねり・姿勢を指定するプロンプトを検証します
今回のモデル
今回も天音セナをモデルにしてプロンプトの検証をしていきます
まず基本の状態として、standingだけを指定した画像がこちらになります

ここに体の状態を指定するプロンプトを足して
キャラの状態変化を検証していきます
前後に傾く指定
まずは背筋をまっすぐにするプロンプトから
最初に試すのはback straight
出力結果がこちら

まっすぐ立っている画像が出力されました
基本的には問題ありませんが、backとついているせいか
背中を見せようとしてくる場合もあったので
それを避けたい場合はstraight postureを使っても同じような結果がでます

実際の出力結果はこんな感じ
こちらは背中を見せる動きはありませんでした
ただ背中を見せたい、という場合はback straightを使うのもありだと思います
次に体を前に傾けるleaning forward

体を前に倒した前傾姿勢になってくれます
ちなみに体を背中側に倒すleaning backは効きませんでした
壁にもたれる姿勢の際は使えたので
体を後ろに倒しても立ち状態が保てるなら効く、という感じっぽいです
で、次はさらに体を前に倒すbending forward

出力結果としてはleaning forwardとほとんど変わらないのでは?
という気もしますが
背中の角度を見ると、こちらの方が地面に対して水平に近い感じがするので
大きな差は見えないですが、より深く体を倒している感はあります
最後に背中をそらすarched back

背中が弓なりに反っているのがわかりますね
正面からの構図ではわかりにくいと思うので
使用する際はアングルを工夫したほうがいいかもしれません
左右の傾き
前後の傾きの指定の次は、左右の傾きを指定します
まず試すのはleaning to the left

画像の左側に傾いている画像が出力されました
左ができれば右もできるということで
次はleaning to the right

こちらも右側に体が傾いた画像が出力されました
ただ今回は指定通りの画像が出たものの
Stable Diffusionは普通に左右の指定を無視することも多いので
左右の指定は効けばいいな、ぐらいで指定するぐらいがいいでしょう
最後に、重心を高足に寄せる指定weight on one leg

こちらも片足に重心が乗るので左右どちらかに多少傾くことになります
いわゆるモデル立ちになりますが
これで指定したところ、分割されたり分身したり、片足立ちをしたりと
あまり安定しなかったので
単純にモデル立ちを指定したい場合は足の指定の時に使用した
contrappostoを使う方が成功率が高そうです
体のひねり
前後左右の傾きの次は体をひねる指定を検証します
まずは上半身をひねるtwisted torso

見た目的には直立とあまり変わりませんが
腰の向きと胸の向きを見てみると、体がやや捻られてる感じが出ていますね
続いては腰をひねるtwisted hips

今度はさっきとは逆で
胸の向きに対して下半身の方がややこちらを向いている感じがします
次は体をひねるbody twist

指定範囲が大きいせいか
あまり大きな変化は見られません
直立とは違って体が捻られている感はありますが
アングルのおかげと言えなくもないです
最後に上半身と腰をひねるtwisted torso, twisted hips

これは結構体が捻られる感じです
上から下にかけて中心線を引くと、緩やかなS字になってる感じがしますね
フレーバー的な指定
わかりやすく体が変化するプロンプトの指定に関しては上記のもので
一通り検証が終わりました
ここまでは割とはっきり体が変化する感じのプロンプトでしたが
あまり変化は感じられないものの、組み合わせで使えそうなものがあったので
一応紹介をしておきます
まずは体を開くopen posture

正直ほぼほぼ直立と変わらないのでは?
という感じがするわけですが、もう一つ
今度は逆に体を閉じるclosed posture

こちらもやはり直立とあまり変わらない感じはしますが
open postureと比べると、腕の位置が狭い感じがします
直接腕の位置を指定してもいいですが
ちょっと体を開きたいとき、閉じたいとき、ぐらいのニュアンスで使えるかもしれません
あとはリラックス状態を指定するrelaxed posture

逆に緊張状態を指定するtense posture

正直並べてみても差はよくわかりませんが
他と組み合わせることで、それっぽい構図を作れるかもしれないので
一応紹介しておきます
まとめ
体の状態を指定するプロンプトは、leaning forwardのような
前の傾きは比較的わかりやすく反映されました
左右の傾きについては、leaning to the left / rightで指定できますが
方向指定は安定しないことも多く、再現性はやや低めです
また、weight on one legはモデル立ちのような姿勢になりますが
分身や分割が発生しやすく、安定性は低めでした
体のひねりでは、twisted torsoやtwisted hipsは軽い変化に留まるものの
両方を組み合わせることで、より明確なひねりを作ることができます
open postureやclosed postureなどの指定は
単体では大きな変化は出にくいですが
他のポーズと組み合わせることで
細かいニュアンス調整に使える可能性があります
今回使用したプロンプト
back straight
straight posture
leaning forward
bending forward
arched back
leaning to the left
leaning to the right
weight on one leg
twisted torso
twisted hips
body twist
twisted torso, twisted hips
open posture
closed posture
relaxed posture
tense posture
立ポーズ制御を体系的に知りたい方はこちら
アングル・足の指定・体の指定をまとめた
Stable Diffusionで立ポーズを作る方法まとめをご覧ください
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