生成AIで表示範囲を指定する方法【Stable Diffusionプロンプト解説】

構図

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(すべて18歳以上のオリジナルキャラクターを扱っています)

AI生成キャラの表示範囲を絞ろう

今回は生成AI(Stable Diffusion)で生成したキャラに対して

表示する体の範囲を指定する方法と表示範囲がブレる原因について解説していきます

結論から先に言うと、Stable Diffusionは

「表示範囲指定」よりも

「描写しなければいけない要素」を優先する傾向があるからです

その点も含めて、表示範囲の指定について解説していきます

まずは基本的な表示範囲の指定方法

ここからは「桃崎ルナ」を使って、実際に表示範囲を指定するためのプロンプトを使用します

全身表示:full body

膝上くらいより上:cowboy shot

上半身:upper body

胸の下あたりから上:bust shot

このあたりが比較的に使いやすい

表示範囲の指定になるでしょう

立ポーズの場合、表示範囲が広ければ広いほど

画像のキャラ占有率が下がるので、ある程度絞って表示したほうが良いでしょう

表示範囲指定の問題点

表示範囲を指定する際、思ったような範囲を指定してくれない

と、なったことは案外多いのではないでしょうか?

その理由に関して、ここから解説していきます

まずはこちら

こちらの画像はキャラ生成の部分にclothesとだけ

何か服さえ着てればそれでいい、という条件で生成した画像になります

そして表示範囲に肩から上を表示する、portraitを指定しています

「桃崎ルナ」を使った生成では紹介しませんでしたが、これには後述する理由があります

続いてこちらの画像は、upper bodyを指定した画像になっています

上半身の指定なので、一旦これはいいとしましょう

で、この画像は、clothes, upper bodyを指定して生成したわけですが

ここにsocksを指定すると

表示範囲の指定は変えていないにもかかわらず

ほぼ全身が表示されています

これはなぜかというと、socksを指定したことで

AIが靴下を描画しないといけない→足元近くまで描画する必要がある

と解釈したからになります

つまり表示範囲のプロンプト以外からも

キャラクターの表示範囲は影響を受けることになります

逆に言うと、それを使うことで表示範囲を絞ることもできます

例えばこの画像はupper bodyで指定しているわけですが

プロンプトにskirtを使用しているため

skirtを入れようとして腰から下あたりまで表示されています

次の画像は、skirtを外して、waist(腰)を指定しています

このため、腰のあたりまで表示してくれることになります

upper bodyの指定だけではブレる表示範囲も

映したい場所を指定することで制御することができるわけですが

ただし、前述のとおり、表示範囲を指定したところで衣服の指定があれば

それだけで狙い通りの表示範囲が表示されることはなく

仮に生成されたとしても生成結果がブレることになるでしょう

実際に生成する際に、とりあえず何か着てればいいと

clothesだけを指定してキャラを生成することはないでしょうから

表示範囲がおかしいな

と思ったら記述済みのプロンプトを確認し一時的に外すことも必要になってきます

「桃崎ルナ」でportraitを使用しなかった理由

表示範囲を絞るためにはプロンプトの選択が必要になる場合があります

例えば「桃崎ルナ」の場合は、胸サイズの指定を外す必要がありました

portraitは肩から上を表示してくれるプロンプトですが

肩から下の指定があると破綻しやすくなります

そのため胸伊豆の指定を外すと肩から上で生成してくれたものの

胸サイズがバラバラになってしまい、生成結果がブレることになったので

使用を断念する形になりました

特定部位をクローズアップする方法

表示範囲を指定する方法と問題点は以上となりますが

せっかくなのでおまけとして特定部位をクローズアップする方法をご紹介します

それがclose-up 〇〇(○○の部分にクローズアップする部位を指定)

たとえば顔をアップにするのであればclose-up faceになります

その出力結果がこちら

ご覧のとおり顔だけが表示されています

ただ、このプロンプトも上述のプロンプトと同じく

ほかのプロンプトの影響を受けるので

使用する際は極力プロンプトを減らす必要があるでしょう

顔のアップに関してはclothesが入っているだけで

体の情報が残っている扱いになり、失敗しました

まとめ

今回使用したプロンプト

full body
cowboy shot
upper body
bust shot

今回は表示範囲を指定する方法の解説をしました

キャラ生成の際は細部までこだわりいろいろとプロンプトを付け加えることになりますが

生成AIはある程度のそのプロンプトを満たすように生成を行うため

表示範囲よりもキャラの要素を優先し、思ったようにキャラが表示されなくなります

その場合、例えば(upper body:1.5)のように強度指定で無理矢理押さえつけるのではなく

範囲を広げている不要な衣装指定などを外してあげることで

AIの挙動を制御してあげるとよいでしょう

構図制御を体系的に知りたい方はこちら

表示範囲・カメラ角度・衣装との競合をまとめた

「生成AIで構図を指定する方法まとめ」をご覧ください

個別の解説記事はこちら

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